文字・言葉・数
年中 かずあそび
文字・言葉・数の指導は保育者が一方的に子どもたちに教えるという捉え方ではなく、ゲーム性を持たせた教材を使用し、あそびながら興味を持たせ、「たのしい!」だから「もっとやってみたい!」と、自ら学びたいという姿勢をつくっていく方に重きを置いています。
また、子どもたち同士、二人組や生活グループで数のゲームや文字のゲームを行うことで、文字が読めない子も一緒に遊びながら関心を持ってくれるようになります。同じ繰り返しの練習ではなくゲームなので何度でも遊んでくれます。
子どもたち同士、教えたり、教えてもらったりすることで、お互いの教材に対する理解はもちろんのこと、人間関係といった面からも大切なことを学びます。
年中 もじあそび
一方的でも教えて練習さえすれば確かにできるようになります。しかし、それは見かけの成果にすぎず、自ら取り組もうとする姿勢もなくなります。そればかりか、苦手意識や、その活動がきらいになってしまうかもしれません。その活動を楽しいと子どもが感じ、「できた!」と満足できる取り組みとなるよう行っています。
1)かず遊び教材は、年中4月から始めます。ピアジェ理論(間違いを自らの手で修正して得た正解こそ、正しい理解につながる)に基づ いた教材『ファーストシリーズ』を使用しています。子ども達が教材を操作しながら論理性・思考力・判断力・応用力などが身につくように工夫 されています。毎月一つの単元を行い、月末にご家庭に持ち帰りますので、家でも遊ぶことができますし、どこにつまずいているのかの把握にもつながることでしょう。
2)もじ遊び教材は年中から始めます。年中4月は「あ」行から毎月違ったゲームをルーレットを使いあそびながら進めます。年長は、濁音・促音・拗音などの読みから、文、文章作りへと発展させ、年長最後の教材ではオリジナル絵本が完成します。2歳児クラス・年少クラスでは絵カードを使った名詞の一致、獲得、種類分け、量、長短、大小などを学びます。